食わず嫌いだった音楽ジャンルを1か月聴いてみる検証

ずっと同じプレイリストを流していませんか?

SpotifyやApple Musicのアルゴリズムは、あなたが好きなものをどんどん提案してくれます。便利な反面、気づけば10年前と同じようなジャンルしか聴かなくなっていた、という人は多い。

「クラシックは眠くなる」「ジャズはよく分からない」「ヒップホップは自分には合わない」——そう思ったのはいつですか?ちゃんと聴いたことがあって言っているのか、それともただ食わず嫌いなのか。

1か月、ひとつだけ知らないジャンルを聴き続けてみる。それだけで、世界の解像度が少し上がります。


なぜ「知らない音楽」を聴くことがバケットリストになるのか

バケットリストというと、場所に行く・ものをやるという体験が多くなりがちです。でも「感覚を広げる」こともれっきとした体験であり、しかも今日すぐ始められる。

音楽は特にそうです。知らないジャンルの扉を開けると、そこには知らない文化・言語・歴史・感情の世界があります。ジャズひとつとっても、ニューオーリンズのブルースから生まれた歴史、即興演奏という文化、チェット・ベイカーの破滅的な人生——全部つながっている。音楽を入口にすると、世界との接点が増えていきます。


1か月実験の進め方

まず、試してみるジャンルを1つ決めます。完全に未知のものがいい。普段ポップスを聴いているなら、クラシック・ジャズ・ブルース・フラメンコ・ボサノバ・アンビエント・民族音楽・オペラ——どれでもいい。

最初の1週間は、とにかく流し聴きだけでいいです。作業中や料理中に、そのジャンルのプレイリストをBGMにする。好きか嫌いかジャッジしない。ただ、耳を慣らす期間です。

2週目から、少しだけ深掘りします。そのジャンルを代表するアーティストを3人だけ調べて、それぞれのアルバムを1枚ずつ通して聴く。この頃には「なんか気になる曲」が1〜2曲出てきているはずです。

3〜4週目は、気になった曲を繰り返し聴く。歌詞を調べる、アーティストの背景を読む、ライブ映像を観る。そこまでいくと、1か月前には「自分には関係ない音楽」だったものが、急に親しみやすくなっています。


食わず嫌いを試してほしいジャンル10選

クラシック(まずはドビュッシーかサティから)、ジャズ(ビル・エヴァンスかノラ・ジョーンズが入りやすい)、ボサノバ(ジョアン・ジルベルトやアストラッド・ジルベルト)、フラメンコ(パコ・デ・ルシア)、アンビエント(ブライアン・イーノ)、ブルース(B.B.キング)、レゲエ(ボブ・マーリー)、オペラ(まずアリアだけ聴く)、ワールドミュージック(アフリカ・中東・インドなど)、シティポップ(山下達郎・竹内まりや)。


1か月後に気づくこと

このチャレンジをやり切った人がよく言うのは「思ってたより全然よかった」という感想です。そして「なんであんなに食わず嫌いしてたんだろう」という小さな後悔と、「もっと早く聴けばよかった」という前向きな気持ち。

その体験が、次の扉を開けるきっかけになります。知らない映画のジャンルを観てみよう、知らない国の料理を食べてみよう——「食わず嫌いをやめる習慣」は、他のことにも広がっていきます。


バケットリストに入れたい「音楽体験」アイデア

食わず嫌いのジャンルを1か月聴く実験をする、好きなアーティストのライブに初めて行く、クラシックのコンサートホールで生演奏を聴く、音楽フェスに一人で参加する、楽器を1つゼロから始める、レコードプレーヤーを買ってアナログで音楽を聴く、好きな曲が生まれた国を旅する、音楽をテーマにしたバーや喫茶店を開拓する。


まとめ

好きな音楽しか聴かない生活は、快適です。でも快適なだけでは、感性は広がらない。

1か月、たったひとつのジャンル。それだけで、聴こえる世界が変わります。そしてその変化が、バケットリストに新しいページを加えてくれます。

今夜、いつものプレイリストを止めて、知らないジャンルを検索してみてください。

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