誰かの「得意なこと」を教わりに行く

あなたの周りに、すごく得意なことを持っている人はいませんか?

料理が上手な友達、イラストが上手い同僚、手芸が得意な母親。
そういう人を「すごいなぁ」と思いながら、教えてもらったことはあるでしょうか。

多くの場合、頼めば喜んで教えてくれると思いますが、でも「忙しそう」「迷惑かな」と中々頼めないものですよね。

なぜ「身近な人」から教わるのか

スクールや教室に通うことと、知っている人に教わることは、体験としてまったく違います。

教室では、体系的な知識を学べます。でも、その人がなぜそれが好きなのか、どこで覚えたのか、どんな失敗をしてきたのか。そういう個人的な背景は出てきません。

知っている人に教わると、技術と一緒にその人の物語を受け取ります。「これ、祖母に教えてもらったんだよね」「最初は全然できなくて、何度も失敗した」そういう言葉が、技術以上のものを残してくれます。

また、教わる側だけでなく、教える側にも豊かさがあります。自分の得意なことを誰かに伝えることで、その人自身もその技術への愛着が深まる。教わりに行くことは、相手にとってもギフトになります。

誰に、何を教わるか

まず、身近な人の「得意なこと」をリストアップしてみます。料理、写真、裁縫、DIY、ガーデニング、絵、楽器、語学。意識して見回すと、意外とたくさんあります。

次に、その中から「自分がちょっとでも気になること」を選びます。うまくなりたいとか、趣味にしたいとか、大げさに考えなくていい。「どうやってるんだろう」という軽い好奇心で十分です。

そして、その人に声をかけます。「今度、教えてもらえない?」それだけでいい。ほとんどの場合、断られません。

教わる日を特別にする

教わる日は、ただ技術を習いに行くのではなく、その人の時間をもらう日として大切にします。

相手の都合を最優先にする、手土産を持っていく、メモを取る、後から感謝を伝える。そういう丁寧さが、「教わる体験」を「思い出」に変えます。

終わったあとに「教えてもらったことでやってみた」と報告すると、相手はとても喜びます。その一言が、二人の関係をさらに豊かにします。

この体験がバケットリストに与えるもの

誰かの得意なことを教わると、「自分も誰かに何かを教えたい」という気持ちが生まれることがあります。自分の得意なことを誰かに渡す、という体験がバケットリストに加わります。

また、教わった技術が新しい趣味になることも多い。一度体験したことで「もっとやってみたい」という気持ちが生まれて、教室に通ったり、道具を揃えたり。そこから始まる体験の連鎖があります。

バケットリストに入れたい「教わる・教える」体験

・身近な人の得意なことを教わる機会を5回作る
・尊敬する人に話を聞きに行く
・職人や作家のアトリエを訪問する
・得意なことを誰かに教える会を開く
・異業種の人から仕事の話を聞く
・子どもから何かを教わる
・旅先で現地の人に料理や文化を教わる

まとめ

「教えてもらえない?」というひと言は、意外と難しくない。

でもそのひと言が、新しい技術と、深まった関係と、豊かな記憶を同時にくれます。

まず一人、思い浮かべてみてください。あなたが「すごいな」と思っている、身近な誰かのことを。
そしてその人に、声をかけてみましょう。

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