好きな映画のサントラを、映画を観ずに聴いたことがありますか?
映画音楽は、映像と一緒に聴くものだと思っていると、サントラ単体で聴く体験が抜け落ちていることがあります。でも映像なしでサントラだけを聴くと、音楽の別の側面が見えてきます。
映像なしで聴くと何が変わるか
映画の中で音楽を聴くとき、私たちは映像を見ながら聴いています。音楽は映像を補強するものとして受け取られることが多い。
でもサントラだけを聴くと、音楽が主役になります。あのシーンで流れていた曲が、こんなに複雑な構造を持っていたのか、この曲はこんな楽器が使われていたのか——映像があるときには気づかなかったことが聴こえてきます。
同時に、映画の記憶が音楽によって呼び起こされます。曲を聴くだけで、そのシーンの映像と感情が蘇る。音楽が記憶の鍵になっていることを実感します。
サントラを一日のBGMにする
サントラを聴く体験として特におすすめなのは、一日の作業のBGMにすることです。
朝の支度をしながら、料理をしながら、散歩しながら、読書しながら——日常の行為と映画音楽が重なるとき、普通の一日が映画のワンシーンのように感じられることがあります。「今、自分が映画の主人公みたい」という感覚が、日常を少し豊かにします。
どのサントラから始めるか
すでに好きな映画があるなら、その映画のサントラから始めるのが一番入りやすいです。音楽を聴くと映画の記憶が戻ってくるので、親しみやすい。
知らない映画のサントラを先に聴いてみるのも面白い体験です。音楽だけで「この映画はどんな物語なんだろう」と想像して、後から映画を観る。先に音楽を聴いていることで、映画の見え方が変わります。
ジャズテイストのサントラ、クラシックを使ったもの、電子音楽系、オーケストラ——サントラのジャンルも多様です。映画音楽を入口にして、知らなかった音楽ジャンルに入ることもあります。
サントラとバケットリスト
映画音楽への関心が深まると、生演奏でサントラを聴くコンサートに行きたいという気持ちが生まれることがあります。映画音楽のオーケストラコンサートは、映画のシーンが映像で流れながら生演奏が行われるものも多く、映画とコンサートが融合した体験です。
また、好きなサントラを作った作曲家の他の作品を聴きたくなる、その作曲家が育った国に行きたくなる——音楽が旅の動機になることがあります。
バケットリストに入れたい「音楽と映画」体験
好きな映画のサントラを一日BGMにする、映画音楽のオーケストラコンサートに行く、サントラを先に聴いてから映画を観る、好きな作曲家の別の作品を追う、映画音楽をテーマにしたカフェや場所を訪れる。
まとめ
サントラを聴くことは、映画をもう一度体験することです。映像なしで音楽だけに集中すると、あのシーンの感情が音だけで蘇ってきます。
今日、好きな映画のサントラを検索して、一曲だけ聴いてみてください。
