自分の「好きな街」を見つける旅

好きな街はありますか?

住んでいる街でも、旅先で気に入った街でも——「あの街が好き」と言える場所を持っている人は、その言葉を言うだけで少し豊かな気持ちになります。

でも「好きな街がまだない」という人もいます。旅はしているけれど、どこも一過性の体験で終わってしまう。好きな街というのは、どうやって見つかるのか。

「好きな街」とはどういうことか

観光地として有名かどうかとは別の話です。好きな街とは、「また来たい」「ここに住んでみたい」「ここの空気が自分に合う」と感じる場所のことです。

その感覚は、理由が明確でないことも多い。街の雰囲気、光の感じ、人の歩き方、漂ってくる匂い——言葉にしにくい何かが積み重なって「好き」という感覚になる。

好きな街の見つけ方

有名な観光地よりも、地味な街を旅してみることをおすすめします。

ガイドブックに「ついでに立ち寄れる」と書いてあるような街、乗り換えで通り過ぎるだけだった街、友人が何気なく「あそこいいよ」と言っていた街——そういう場所に、意外と「好きな街」が見つかることがあります。

メインの観光地ではなく、その周辺の小さな街を歩いてみる。有名な場所の隣にある、誰も来ないような路地を歩いてみる。そういうときに「あ、ここいいな」という感覚が来ることがあります。

好きな街を深く知る体験

「いいな」と感じた街に、もう一度行く。同じ街に二度行くことで、一度目に見えなかったものが見えてきます。

朝と夜で歩いてみる、雨の日に行く、観光客が来ない時期に行く——同じ街でも訪れるたびに別の顔を見せます。その積み重ねが「好きな街」を育てます。

そして「好きな街に定期的に行く」ということ自体が、バケットリストの体験になります。毎年同じ時期に同じ街に行く、という習慣を持つ人は、その街との関係を少しずつ深めています。

バケットリストに入れたい「街との関係」体験

気になっていた小さな街に一人で行く、同じ街に季節を変えて何度も訪れる、好きな街に一週間滞在する、好きな街に住んでいる人と友人になる、好きな街の日常を記録し続ける。

まとめ

好きな街は、探して見つけるものではなく、歩いているうちに気づくものです。

今度の旅では、有名な観光地の隣にある小さな街に、半日だけ寄り道してみてください。何も有名なものがなくても、歩いていて「ここいいな」と感じる場所が、好きな街の候補です。

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