図書館を「サードプレイス」として使い倒す方法

家でも職場でもない、自分だけの居場所を持っていますか?

サードプレイスとは、第三の場所という意味です。家が第一の場所、職場や学校が第二の場所、そしてサードプレイスは、どちらでもない自分がほっとできる場所のことです。

カフェ、公園、コワーキングスペース——いろいろな選択肢がある中で、図書館は最もコストが低く、最も豊かな可能性を持つサードプレイスです。無料で使えて、静かで、本がある。それだけで十分すぎるくらいです。

図書館をサードプレイスにするとはどういうことか

月に一度ふらっと寄る場所ではなく、「ここが自分の場所」と感じられるくらい通い込むことです。

顔なじみになるほど通うと、図書館が変わってきます。司書さんと話せるようになる、自分の好きな席ができる、常連の利用者の顔が分かるようになる——単なる本を借りる場所から、居場所になります。その変化が、図書館をサードプレイスにすることの本質です。

図書館でできること

本を借りるだけが図書館ではありません。意外と知られていない使い方がたくさんあります。

読みたい本を借りるのはもちろん、館内で読むことも自由です。買う前に試し読みする場所として使うと、本代が節約できます。気になっていたけど手が出なかった高価な専門書も、図書館なら無料で読めます。

雑誌のバックナンバーがそろっている図書館も多く、昔の記事を調べるアーカイブとしても使えます。地域によっては、音楽CDや映画DVDを借りられる図書館もあります。

また、自習室やラーニングスペースを持つ図書館では、作業や勉強の場としても使えます。カフェと違って無料で、静かで、長居できます。

司書さんという存在

図書館で最も活用されていないリソースが、司書さんです。

「こういうテーマの本を読みたいのですが、おすすめはありますか?」と聞くと、Amazonのアルゴリズムには出てこないような本を教えてもらえることがあります。司書さんは、膨大な本の知識と、人の相談に乗ってきた経験を持っています。

「今こういうことが気になっていて」「こんな気分のときに読む本が欲しい」——そういう相談を受け付けてくれる司書さんは多い。一度話しかけてみると、図書館への親しみがぐっと増します。

図書館がバケットリストに与えるもの

図書館で過ごす時間は、情報を消費する時間ではなく、知識と向き合う時間です。

スマホを見ているときとは違う集中の質があります。その静けさの中で、ふと「こういうことを知りたかったんだ」という気づきが生まれることがあります。その気づきが、バケットリストの新しい項目になることがある。

ある本を読んで「この場所に行きたい」「この人に会いたい」「これを体験したい」——図書館は、バケットリストの種が眠っている場所でもあります。

バケットリストに入れたい「図書館・読書」体験

図書館のサードプレイス化を1か月試みる、司書さんにおすすめ本を相談する、図書館で読んだことのないジャンルの本を10冊読む、地域の特色ある図書館を旅先で訪れる、図書館主催のイベントや読書会に参加する、国立国会図書館を一度訪れる。

まとめ

図書館は、無料で使えるのに使い倒されていない場所のひとつです。

通い込むほど豊かになる場所で、慣れるほど居心地がよくなります。

まず今週末、図書館に行ってみてください。本を借りなくてもいい。ただ、座って過ごしてみる。その時間が、思ったより心地よいことに気づくはずです。

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